私は忘れたよ‥

食事に誘われて、お互いの知らない自分達も知るためにたくさんの話をした。


私はしばらく遠ざかっていた女という自分を満喫した。

二人きりの事務所で京吾は私を抱きしめてキスをした。

それから誘われた。

だけどその日は出来なかった。

それからたったの二日後、外回りの車の中でまた誘われた。
今週は出来ない。
女の事情を言えずにまた断った。


自分からキスをして告白までしたくせに身体を許さないなんて…
仕事目当てだと思われたらどうしよう…不安は同じように京吾の中にも広がっていた。