私は忘れたよ‥

時計がお昼の時間を指した時、京吾はまだ慌ただしく電話をしていたので私が先に事務所を出る事にした。

「いってきます」

と所長デスクに向かって挨拶をするとペンを持ちながら右手を軽く上げた。

目配せをして眉をひそめた京吾のこの表情が大好きだ。


大好きだ…