私は忘れたよ‥

「あなたは芯壱のためにやっている事でも本当は違うの。
芯壱なんて目に入ってないのよ。
病気だから?ってさっき言ってたけどそう思っているのはあなたなんじゃないの?
病気だから我慢しよう、病気だから仕方ないって何から何までやってくうちにどんどんと芯壱の心の居場所まで奪ってしまったのよ」


なんてことだろう…


何も言えずにいた。


だって初めて知ったから…


この日この人を通してやっと芯壱という自分の夫を初めて理解したから。