私は忘れたよ‥

何を言い出すのだ…

なんてことだろう…

この女は自分の弟の病気を私の責任にしようとしている。

慎重に反論しないと罠にはまりそうだ。

「あの…それってどういうことですか?芯壱が病気になったときは私はまだパート勤め程度でしたし、それに…時期的にお義母さんのことがショックだったんですよね…」

この人の記憶を蘇えらさなければならないと思った。

「勿論」

わかってるわとでも言いたげな表情だった。