私は忘れたよ‥

買い物から帰宅すると
ほとんどの食器が割られていて一気に疲れたこともあった。



夏の目前で頭を壁に押しつけられて
首を絞められたこともあった。


夜中目覚めると、
義母の遺骨を食べていたこともあった。


毎日の喧嘩にまだ幼かった夏は
ひどく脅えて泣いていた。


しかし少しずつ慣れてきたのだろうか…

夏は泣いてくれなくなった。


首を絞められて苦しむ私を横目に、
ブロックを積み上げて
一人遊びをしたりした。

夏は知っていた。


私も知っていた…


芯壱は絶対私を殺さない。