私は忘れたよ‥

こんなにも握りしめた手が震えていた。

芯壱も義姉もただ開いた口がふさがらない感じで私を見ていた。

言ってやった…

後悔はしないだろう。

言い過ぎたとも思っていない。

むしろやっと言えたと思った。

静かに義姉は近づいてきて私の頬を叩いた。


当然だと思う。


目の前で病気の弟が奥さんに責められているんだ。


当然だ。

大の男が女に見下されているんだ。