私は忘れたよ‥

だって、私一人でなんでこんなに頑張って仕事も家事も子育てもしなきゃいけないんだ。


私が浮気していることだって、私だけのせいじゃない。

芯壱がこんなだからだ。
母が死んだからっていつまで悲しみに浸っているんだ。

いつもは会話さえしないくせに、夏の話だって聞いてないくせになんだって義姉の前ではそんなに元気でしかも偉そうにしているんだ…


いい加減にして…


握りしめた手に爪が食い込んでいく。