私は忘れたよ‥

「だけど関係ないでしょ!なんて言えないんだよね…
結局今の生活に義姉が居なかったら大変なんだ。

芯壱の病院だって仕事だって毎日定時で帰らないといけないし…
あの人がいたから仕事もここまでこれたんだよ…

多少は聞かなきゃだよ…」

「なんだそれ?じゃあ夏をあげちゃうの?」


「それ以外の方法を考えないと…」

仕事は辞めれないよ…

辞めたくないよ…

でも夏は渡せない。

京吾が給湯室に来たので、利恵は気を使ってデスクに戻っていった。