私は忘れたよ‥

忘れるわけがない。

忘れていたら私はあの天国みたいな公園から帰ってきていない。

一体最近の義姉は何を言いたいのかさっぱりわからない。

「ねぇ、もし良かったらなんだけど…
提案があるの」
遠慮がちにそれでも決意している表情で話した。

「芯壱をうちで引き取ろうかなって思ってるのよ。
旦那も出張ばかりでほとんど居ないし、
病院だって二週間に一度とは言え、調子の悪いときはちょこちょこ行くことになるでしょ?いつまで続くかわからないし…
それにこっちまで迎えに来なくていい分、少し楽だしね、病院の時間ギリギリまで家事が出来るしね」

意外だった。