私は忘れたよ‥

次の日のお昼は京吾とゆっくり過ごした。

食事の後いつもの公園で散歩した。

噴水の前には鳩に餌をやる二歳くらいのよちよち歩く子どもとお母さんらしき人がいた。

鳩よりも京吾のタバコの煙が気になって不思議そうに見物していた。

お母さんがすみませんと申し訳なさそうに言うと、京吾はこちらこそと言ってタバコを消した。


なにも消さなくても…本当に優しいんだから…うっとりして見つめた。


バイバイと子どもに手を振る姿を見て、家庭的な部分を見れたような気がした。