私は忘れたよ‥

家に帰ると、夏も芯壱も寝かされていて、義姉にお金を渡してお礼を言った。

「あなたはいいわね、息抜きができて」と言って帰って行った。

息抜きって…もう一年以上こんな風に飲み会に参加していないしそれでもお酒も飲まなかったのに…と思ったが心が軽くて気にしないことにした。

シャワーを浴びながら京吾を思い出した。

京吾は少し酔っていたのかなかなかベッドから離してくれなかった。

馬鹿みたいに何度も髪にキスをして、抱きしめてきた。

私は時間ばかり気になってそんな京吾を振り払うようにして帰った。

お風呂から上がって夏の寝顔を見るともう少し早く帰ればよかったなと後悔した。

明日はちゃんと母をやろうと誓って眠った。