君の光―straight right―




「おう、ぜひ来てくれよ!」


「え、なになに、島田君サッカー部入るの!?試合とか絶対見に行きたい~」


「まだ決まったわけじゃないんだけどね」



また盛り上がり出す私の隣の席。


うんざりだよ、もう。


私は机に顔を突っ伏して、夢の世界に入ろうとした。


昨日の夜は全然眠れなかったから。


ちょうどいい仮眠になるだろうし。