「島田ー、あのさ、今日サッカー部見に来ないか!?」 とある男子が駆け寄ってきて、島田に声をかけた。 ...確か、彼は。 昨日一緒に帰ったうちの一人だ。 「サッカー部かぁ...!見に行ってもいいの!?」 島田の弾んだ声が聞こえた。 すごく見に行きたいっていう気持ちが声だけで伝わる。 サッカー好きなんだっけ、島田。