君の光―straight right―




「ねえねえ、今日さ、皆で麻子の家で遊ばない!?もちろん、島田君もさ!」


そう言って、麻子というクラスメイトは、にこっと微笑んで島田の腕を自分の腕と絡ませた。


「いーじゃん!島田君を歓迎するみたいな感じでさ!」


「どう?島田」


皆は島田のほうへ振る。


「...んー、渡辺が行くなら行こうかな」


と、島田は私の方を見てそう言った。