「な.....に?」 思わず顔を歪ませてしまった私。 だって、にこにこする島田と、朝のように島田を囲む女子達が私のことを睨んでいるのを見てしまったから。 「今の時間、学校案内してもらえないかな」 「え..................」 いやいや。 こんなに女子達がいるんだから、この子達にさせてもらえばいいじゃない。 なんて、私は思ってそれを口に出そうとしたけれど。