黒木健蔵の冒険

「靴磨きのおじいさんは、実家の広島に帰って行った。

どうだ、里奈。これで、万事、めでたし、めでたし、じゃろ?」


「おじい様、少しも反省してらっしゃらないのですね」


健蔵の人騒がせな冒険は、ひとまず、終止符を打つこととなった。

だが、まだまだ、こんなものでは、終わらない。


健蔵は、里奈の心配をよそに、1人ほくそ笑むのであった。


《黒木健蔵の冒険・完》