いつものような帰り道 親友の綾乃とはしゃぎながら家へ向かっていた せっかくの土曜なのに最近大会が近いからって私ら部員に休みなんてなし! だから学校に毎日通うほど。 だけど、そのたびに上達していくのはすごくうれしかった 「あー、ついに明日だねッ大会!!」 綾乃は自慢の巻き髪を揺らした スッと晴れているのに優しいオレンジの光 ちょっと寒いぐらいの風 「ちょ、ちょっと緊張してきたかも…」