俺にしなよ。


…ジャー………。

トイレしてるふりをして、ずっと1人で泣いていた。


1人で泣くしかできなくて。
何もかもが嫌になったんだ。


「詩織?」
「…え」

トイレの出口付近には、愛が立っていた。


「何かあったの?」
「…何も」

「にっしー、ずっと外見て、たそがれてたんだよ…」

何を思って、たそがれてたの?
にっしーは私のことなんて、考えてもないよ。



「私には、関係ない」