「それでも…別れない」 「…あっそ。じゃ、もういいわ」 空ちゃんがスタスタと向かった先には、稜がいた。 そっか…まだ付き合ってるんだ。 空ちゃんみたいに可愛い子と、稜が別れるわけないもんね…。 美男美女で、お似合いだよ。 「詩織」 その声に振り向く。 「純…」 「空に、何言われた?」 「純と…別れろって」 「…そっか…」 「うん…」 「約束、したよな…」 「え?」 「俺たちは何があっても、ずっと一緒だ…って」 泣きそうになった。 純が辛い表情で言うから…。