俺にしなよ。


〜♪♪♪♪
電話の着信音が鳴り響く。

「もー、誰よ…!もしもし!?」


『あ、もしもし』

「……純…」

電話の声は、間違いなく純。


「どうしたの?」



『親父さ、詩織の母さんに本気だ…って言ってた』



「……えー……?」


『もしかしたら、プロポーズしちまうかもしれない…』


待って…冗談でしょ!?
プロポーズ…!?


「じゃあ私たち義理の兄弟になっちゃうよ!私そんなのヤダ!」

『…俺もヤダよ…』


だんだんと純の声が震えていく。



『何があっても…ずっと一緒だ。それだけは守ってくれ…』




ねぇ、神様。

どうして私の恋はいつも辛いの?

辛くてもいい。
どんなに辛くてもいいから。


それに耐えられる心を下さい。