俺にしなよ。


「か、風間くん…!」
「…ん?」

いやー!やめてー!

そんなかっこいい顔で私を見つめないでー!


「えと…、きょっ、教科書!見せてあげる!」

「おー。さんきゅ」



そう言ってガタン、と机を動かし始めた風間くん。

え、この人…何する気!?



「近寄ったほうが見やすい」

「あ…そっ、そうだよね!」



密着した机と近づいた体。
親近感どころじゃないよー!



って、何照れてんだ私。
私には稜がいるのに。