俺にしなよ。


「……」

拓斗は、黙ったまま。

「拓斗…?」

そして、ようやく口を開く。


「稜さ、いつになったら戻ってこれるのかな…」


拓斗は、本当に稜のことを心配している様子だった。


「私が…目覚めさせるから…!必ず目覚めさせてみせるから…」


拓斗は心配しないで。
責任なんて、感じないでよ。


「…さんきゅ」