俺にしなよ。


愛はニコッと笑い、

「頑張れよ」

そう言った。


そして、愛は静かに西崎の病室から出ていった。


「よし!」


気持ちを切り替えて、頬を思いっきり叩く。

「いったぁぁ〜…っ…」

それはものすごく痛いわけで。




その瞬間、西崎の指がピクッと、微かに動いた。


「西崎…!?」

西崎の手を握る。


「西崎は、死んでない。西崎は強いんだから…早く戻ってきて…」


西崎は、生きている。
ただ、動かないだけであって。

脳は生きてるんだ。


「西崎…。私、必ずあんたを目覚めさせてやるから…!」



待っててね、西崎。