俺にしなよ。


「どうだった?」


拓斗の病室に戻った私。
拓斗から西崎の様子を伺われた。


「呼んでも、起きない…。やっぱ植物状態になっちゃうのかな…」


ネガティブな私の頭を優しく撫でる拓斗。


「大丈夫。稜はそんな弱い奴じゃねーよ。そう簡単に植物になってもらっちゃ困るから」


そうだよね…。
大丈夫だよね…?


「それに、まだケリつけてねぇ。はっきりさせないと」

「…うんっ…」


私も、強くなれるように頑張ろうって、そう思った。