俺様!?幼馴染み

そんなあたしを優は背中をさすってくれたんだ。

「沙羅?もう落ち着いたか?」

「うん。ありがとう。大丈夫だよ。

「なら、帰ろうか?俺が一緒に帰ってやる。」

手を差し伸べてもらったから立とうと思った、けど

「~~~っつ」

あたし、そういえば捻挫してました。

痛くて立てなかった。

「沙羅、捻挫か?ちくしょう、あいつらにもっと殴ればよかった。」

と、ブツブツ言ってたけど、

「ほら、おんぶしてやる!」

って背中をむけてきた。

大丈夫だよって言いたかったけど、頼ってしまったんだ。

優は家まで送ってくれた。