俺様!?幼馴染み

はぁ~っと溜息をついて帰る。

あたしはどうしてこう、素直じゃないんだろう。

優が何か言いたそうだったのに、無視した。

ちゃんと聞いておけばよかったと考えてたら

「ねぇ?そこのカワイイ子、俯いちゃって~」

「俺達が慰めてあげるよ♩」

「こんなにカワイイ子を悲しませるなんてな~」

「えっ?」

目の前には若い男の人が3人いた。

「ちょっ!!やめて下さい!!」

「困った顔もカワイイ~」

「俺達がイイコトしてあげる!」

「やっやだ!!離して!!」

怖くて仕方なかった。でも、あたしは、カバンをぶん投げて、男が手を離したスキに逃げた。