「奈美瑠!」
「・・・光」
そうか、この手紙は・・・
「俺、おまえが忘れられなくて・・・一度でいいからつきあってくれ!」
押山光。ワタシに告白してきたうちの一人。
「ごめんなさい。」
いつもならこれで終わる。でも、今日は終われなかった。
「っ!このおおおおおお!」
ドンッ!!
「か・・・はっ」
お腹が痛い。じんじんして、意識が・・・
「ふざけるな・・・俺は、おまえだけを愛してるのに、おまえはああああ」
「グ・・・ウ・・・」
壁に押し当てられて、身動きが出来ない。
「だれ・・・か。助け・・・」
口をふさがれた。
「何してるんだ!」