私は、今世紀最大と言ってもおかしくないほどに、 衝撃を受けた。 屋上には、私の落とした箸の音だけが 虚しく響き渡った。 「だ‥だめ?かな‥」 光は、申し訳無さそうに、恥じらうように、上目遣いで聞いてきた。