光のお母さんの話では、

弱りきった光のからだが感染症に犯され、
容体が急変した、ということだった。



時計を見る。

終電の時刻まであと3分。


ぎりぎりで行けない。


焦る気持ちを必死に抑え、

私は眠りについた。