好きと言ってほしくて…




「陽斗っ」




可愛い少し高めの声が



彼を呼び止めた。






女子達はその声を聞いて


諦めるように散っていく。






だってしょうがない。



だって彼女は





「あ、鈴音」



彼のたった一人のお姫さまだから。