この甲高い声の先を私は知っている。 思わずその姿を探してしまう。 あ…… いた。 『小野くんだぁー!!素敵っ!!』 彼女達の声が響く中 私は姿を見つけた途端に辺りが静かになり 彼から目が離せない。 彼はいつも通り友達と仲良くお喋り しながら歩いていく。 「ねー…」 「え、あ…なに…?」 思わず我にかえった。