俺様幼なじみと甘々生活!?【完】

 ──近くにあったファストフード店で簡単にハンバーガーを食べることになった。



「ほら」

「ありがとう……」



やっと落ち着いてきて、わけも分からずに泣き出してしまったことを思い返してみると、今さらになって恥ずかしくなる。



「ごめんなさい……」

「ん?」



チーズハンバーガーを受け取り、裕樹君も同じチーズハンバーガーを頬張りながら聞く。



「あの、その……急に、泣いちゃって」

「は? 気にしてないけど。──まあ、急に泣かれたときはさすがにびっくりしたけど」

「う……。ホントに、ごめんなさい」