「何、構ってくれないから、寂しかった?」

「ち、違うよ!」

反論したら、思わず振り向いてしまった。


そしたら、裕樹君は上半身はだかだった。


「っ、きゃ、……んん!」

叫びそうになったとこを、裕樹君は手で私の口をふさいだ。


「騒ぐなよ。誰かに気づかれるだろ」

だ、だったら、早く着替えてよ!


目で訴えてみる。


「……、教えてやるよ」

「?」

何を?


私が疑問に思ったことがわかったのか、裕樹君は話し出す。