俺様幼なじみと甘々生活!?【完】

「でも、意外と結果が聞けてうれしいなぁ。多少遠くても、会いに行ける距離だもんね」

「何だよ。遠くねぇ方がいいだろ」

「でも、近くはさすがに無理なんじゃないかなぁ。もしかしたら、また引っ越すかもしれないし」

「ま、そうなったら、一人暮らししてやる。そしたら、いつでも理央に会えるし」

「裕樹君……。ありがとう。うれしい」



裕樹君は付き合ってから素直に気持ちを伝えてくれているから、少しこっちが恥ずかしいとは思うが、伝わらないよりはうれしい。



「もし、一人暮らししたら、いつでも来いよ?」

「えー? もしかして、寂しいの?」

「なっ、ちげーから!」

「そうなんだぁ?」

「人で遊ぶなよ」