俺様幼なじみと甘々生活!?【完】

幸せな気持ちに浸って歩いていくと、すぐに家が見えて少し残念に思いながら、扉を開ける。



「ただいまー」

「おかえりなさい。裕樹君、さっき、お母さんから電話あったわよ」

「母さんから?」

「ええ。やっとお父さんが、ここに来る準備が整ったって言って」

「ホントに!?」

「ええ。そのうち、遊びに来るって言ってたわよ」

「うわぁ、懐かしいなぁ!」



ソファにボスッと腰を下ろす。



「ホントねぇ。ホントに懐かしいわ」

「で? どこら辺に引っ越してくるの?」

「それは聞いてないわねぇ。もしかしたら、準備ができたってだけで、まだ詳しくはしてないんじゃない?」

「そうなんだぁ。また近くだといいなぁ」