楽しいけど……。
チラッと裕樹君を見てみる。
いつも通りの表情のはずなのに、何だか少しつまらなさそうな顔をしている。
何となく、そんな気がする……。
「わっ!?」
ぐいっ──急に腕を引っ張られたかと思えば、空いていたプリクラのカーテンの向こうへ連れていかれた。
なっ、何!?
「裕樹君!」
一緒にいたのは裕樹君だった。
つまり、裕樹君に引っ張られて中に入ったということだ。
「ひ、裕樹君?」
「ん?」
どうしたのかと裕樹君の顔を見ると、やっぱりどこかつまらさそうに顔をしかめている。
「ど、どうしたの? やっぱり、つまらなかった?」
「いや……」
「じゃあ、どうしてそんな顔してるの? もしかして……私、邪魔だった?」
「は? 何言ってんの?」
「だ、だって、さっきからすっごく不機嫌みたいだし……」
「それは……」
口を開きかけて、やめる裕樹君。
その先の言葉を聞くことができず、胸にもやもやが募っていく。
チラッと裕樹君を見てみる。
いつも通りの表情のはずなのに、何だか少しつまらなさそうな顔をしている。
何となく、そんな気がする……。
「わっ!?」
ぐいっ──急に腕を引っ張られたかと思えば、空いていたプリクラのカーテンの向こうへ連れていかれた。
なっ、何!?
「裕樹君!」
一緒にいたのは裕樹君だった。
つまり、裕樹君に引っ張られて中に入ったということだ。
「ひ、裕樹君?」
「ん?」
どうしたのかと裕樹君の顔を見ると、やっぱりどこかつまらさそうに顔をしかめている。
「ど、どうしたの? やっぱり、つまらなかった?」
「いや……」
「じゃあ、どうしてそんな顔してるの? もしかして……私、邪魔だった?」
「は? 何言ってんの?」
「だ、だって、さっきからすっごく不機嫌みたいだし……」
「それは……」
口を開きかけて、やめる裕樹君。
その先の言葉を聞くことができず、胸にもやもやが募っていく。

