──あれこれ裕樹君にショッピングモール内を案内していき、目的の物を買った私たちは、最上階にあるレストランで、軽めの食事をとっていた。
「結構、使っちゃったねぇ。でも、いいよね。一万円以内って言ってたし」
「お前、意外とどんぶり勘定なのな……」
「いいじゃん! 次、どこに行く?」
「逆に訊くけど、どこ行ってないんだよ?」
「そうだね……。本屋さんとか、映画とか……あとはゲーセンかな?」
「じゃあ、ゲーセンでいい。ちょっと疲れたから、発散」
「そんなに連れ回してないもん!」
「お前がアクティブすぎなんだよ……」
「なんかオヤジくさいよ、裕樹君……」
裕樹君って、こんなに体力なかったのかな……?
ずーっとジュースを飲み干した。
「──あれ? 森山? 裕樹?」
「結構、使っちゃったねぇ。でも、いいよね。一万円以内って言ってたし」
「お前、意外とどんぶり勘定なのな……」
「いいじゃん! 次、どこに行く?」
「逆に訊くけど、どこ行ってないんだよ?」
「そうだね……。本屋さんとか、映画とか……あとはゲーセンかな?」
「じゃあ、ゲーセンでいい。ちょっと疲れたから、発散」
「そんなに連れ回してないもん!」
「お前がアクティブすぎなんだよ……」
「なんかオヤジくさいよ、裕樹君……」
裕樹君って、こんなに体力なかったのかな……?
ずーっとジュースを飲み干した。
「──あれ? 森山? 裕樹?」

