目を覚ますとバキュラの姿はなく…暗闇があった…

「寝てしまったのか…」

さて…お風呂にでも入って寝よと思い、浴場まで歩く…

「今日は何という1日なんだ…」

お風呂に入り考える…
皆は私のことをどう思っているのだろうか…

また寝そうになったので急いで用をすませる。

浴場を出てしばらくすると広間に着く…

「我が姫リューナよ…どうした?」

「おっ…ダールか…」

「リューナよ…ここで何をしている?」

「そっくりそのままダールにかえそう…」

「私は…星を見ていた…」そういい窓の方を指を指す…
みると満天の星が輝いていた…

「我が姫リューナよ…一緒に見ないか?」

かしずいた状態で2つの瞳で見つめてくるダール、その瞳には星の光りが混ざって淡く輝いていた…

「少しなら…」

「嬉しいぞ?その心遣い…」

薄くはにかみながらダールは話してくれた、とても綺麗な笑顔だった…いつもから仏頂面しているのに…手を引かれバルコニーに出る

「天の川みたい…」

「ふっ…そうだな…」

「笑うな…」

「すまない…詫びさせてくれ…」
頬に手があたったと思うとダールの顔が近くなる…首筋にキスをされた…

「な…」

「印をつけさせてもらったぞ?リューナ…」

軽く首筋のところが痛い…嘘だろうと思い広間の鏡を見る…軽く赤らみがある…

「ダール…君っていうヤツは…」

「他の男のものになってほしくない想い故の行動だ…」

「…もう寝る…」

「そうか…気を付けるのだぞ…」

広間でダールとわかれた後…部屋に急いでもどり天界からの手紙を読みかえす…
ーあと1日で…

花婿

をつれてこい…ー

「無理だよ…」

皆と一緒にいたい、多分最近皆が変なのはこの手紙を見てからだと思う…