ガリュズの傍を離れて少し頭を整理してみた…胸の動機って…昔医者の人生の本に載っていたが…まさか…

「心臓病…?!」

私が1人廊下で叫んでいると…

「どうされたのです?リューナ様?」

「…ミカリスか…どうした?」

「私のことよりリューナ様の悩みの方が先です…」

私の背の高さに合わせしゃがんで手をとりキスをした…

「あっ…」
さっきあったこと思い出して顔が赤くなる…

「どうされたのです?顔が赤いじゃないですか!」

「いや…大丈夫だ…」

「大丈夫じゃないですよ!行きますよ…」

「や…止めろぉ!」
ミカリスにあっさり姫抱きされてしまった。
もうミカリスを止めることはできない…