私はリューナ・ゴッドメトリー…

普段は黒いドレスを着ている、髪は金で瞳は水色…大半あいつらにりゅーとかリューナと呼ばれている…


ようやく落ち着く事が出来た…ここはガーデンになっていて日当たりもいいし…木陰もある…

「ここで本でも読もう…」さっき読んでいたページを閉じて…頭に思い浮かべるそういえば…友達にすすめられた本があったはず……名前は…

「恋の仕方…」

って…しまった!違う本の名前言っちゃったよぉ…あー…仕方ないか…

そう思いその本を開こうとしたら…

…ーすぅ…

うん?寝息が聞こえた気がする…木陰の下にもう一人いることになる…後ろをゆっくり向いてみると

ガリュズが寝息をたてて寝ていた…つかいつの間に?というか…まつげ長い!髪もさらさらだし…うらやましい…
触っていくうちに耳に手があたってしまい、ガリュズが起きた…

「うんっ?リューナ…そこ、俺の弱いトコ…」
そう言って軽く笑いかけてきた…
「あっ…すまない!」
あわてて立ち上がる、手を掴まれた。

「もう少し…一緒にいようぜ?」
下から私を見上げる2つの瞳から目が離せなかった…

「少しだけだぞ?」
そしてまた座る…

「リューナっていい匂いすんだよな…」
鼻を首にあてながら話してきた…

「なっ…なにをする!ちょっと離せぇ!!」
いつの間にかガリュズに抱かれる形になっていた…

「嫌だ…」
いい齢した奴が何わがままを言っている!吐息がかかるくらいまで顔を近ずけてくる…誰か…助けてください。

「りゅーちゃーん?」
遠くからバキュラの声がする…

「バキュラ!たすっ…?!」
状況を理解するのは早かった…今ガリュズにキスをされている、しかも熱い…
話そうとしても舌を取られて口から声では息しか出ない。

バキュラが足音が消えるとガリュズが唇を離した…

「っ…すまない…」

「はぁっ…何なんだ…君はぁ…」

「あの時バキュラの方に行っていただろう…」

「…そうだが…っ?!」
ガリュズが抱いてきた…
「俺のコト忘れるなよ…絶対に…」

「……分かっている…」