「えっ?」
不意に言われて返事をすることが出来なかった

つぶやくように言った楓もそれ以上何も言おうとしなかった




「...後少しだから」

「...うん」

もう出口は見えていた

ドーッン
打ち上げられたは花火が出口から見えた