昼休み。

私はいつもの場所にいた。

・・・

おかげで、

家庭科の先生と仲良しになった。


『ここは、綾香ちゃんの場所ね』


先生のお墨付きで、

私は、好きな時にここにきて、

のんびりしている。

友達といるのも楽しいけど、

やっぱりここで、一人の時間が、

愛しい・・・


心地いい風に、

いつの間にか眠っていたみたいだ。

目を開けると、

・・・

そこには、優斗先生の姿。


「・・・先生、暇なんですか?」

つい、そんなことを言ってしまった。