私はほっぺを手で触った。


「あっつ.....」


晴のいきなりな行動に
顔が真っ赤になった。


3分後、私は空き教室から出て
自分のクラスに向かった。


教室に入ると、麻耶が私のとこに来た。


「はい、おいでー」


麻耶はそう言って、私の腕を引っ張りながら
教室から出た。


「麻耶!?
ちょ、何?」


「事情聴取」


「はい!?」


麻耶は女子トイレに入った。


「よし、誰もいないね」


麻耶は個室をのぞきながら、
誰もいないことを確認した。


麻耶は私の傍に寄り、
顔を覗き込んできた。


「優奈、矢野くんとどうなってんの?」


「え」


「付き合ってんの?」


「え、まぁ、うん....」