「魅音ー!!」

振り返ると、春くんが手招きをしている。

え、なに
来いってこと!?

「アンド、友達もー!!」

「キャー!!、魅音スゴーイ!
いつのまにかそんな関係に!?」

千陽が騒ぐ。

「いや、そういう訳じゃ…」

必死に間違えを指摘する私を
春くんは、さえぎった。

「そう、そういう関係なんだ。
俺達」

こう言い放って。