私、松本愛理。14歳。平凡な女子中生。
そんな私にはスキな人がいる。
同じクラスの相沢要くん。

いつも私を気にかけてくれてる。(ような気が・・・)


「松本。今日日直だろ。手伝うよ。」

「オレも。」


え・・。同じクラスの神崎愛瑠斗・・・?
どうして?


「じゃあ放課後な!!」

「あ、うん・・・。」


少し複雑・・・。


「松本。後で話がある。」

「え・・・」

私コイツ苦手なのに・・・。



ホームルーム前・・・。


「松本。いいか?」

「あ、神崎・・。」


私は空き教室に連れてこられた。


「何?」

「お前、相沢が好きだろ?アイツはやめろ。」

「は?!」


何言って・・・。


「アイツはタラシだ・・・。」

「なんであんたに・・・。関係ないじゃん!」

「・・・俺はお前が好きだ。」


・・・は?!


「何で?!」

「傘。」

「え?」


そういって出て行った。

傘・・・?