「ていうかなんで家にくんのよ??」



「そんなの後回しだ。早く歩けよ!!誰かにみつかるだろ??」


「わかってるわよ!!」



(なんなのあの言い方!!もっと別の言い方ないわけ!?)



そんなことを思っていたら石に躓いて転んでしまった。



「いったぁ…。」



「ほんっとどじだな(笑)大丈夫か??ほら立てよ。」



光輝が笑顔で手を差し出してきた。



ドキッ!!



(私何あんなやつにドキドキしてんだろ…でもあの笑顔は反則だよ…。それに手をさしだしてくれるなんてちょっといいやつかも。)




ためらいながら光輝の手をつかみ立ちあがった。