「きゃあぁぅぅっ…!!!」


「静かにしろっ!!」


後ろから手で口を押さえられた。



(苦しい…)
口を抑えている手をたたく。


「おっと悪いな。お前は倉橋 菜々だろ??」


(なんで私の名前知ってるの??ってかこの声って聞いたことある。。。まさか…)


ガバッ
思いっきり後ろを振り向き顔をみた。


「なっなっ…なんでコゥ※☆*」


「大声で名前をよぶな!!大騒ぎになる」


また口を抑えられた。


でも次はすぐ放してくれた。


「まぁそれはそのうちわかるさ。とりあえず早く行くぞ。」


「はっ??どこに??」


「家にきまってんだろっ。あっそれと俺一応本名は光輝だから。一緒にいるときは光輝って呼べ。くれぐれもコウって呼ぶなよ!!バレたらめんどくせぇことになっから。」


(なんなのこの命令口調!!コウと全然ちがうじゃん!?ありえない…)