最初は、一歩も動けずにいたが、警戒をといたのか少しずつ私のもとに近づいてくる。 “あと少し。・・・よし!届いた!” 子猫を捕まえ、落ちないように木から降りる。 “危なかったー!なんであんな所に・・・?” 地面に足をつけ、子猫を下ろしながら、思考をめぐらす。 “・・・まぁ、いいや。おまえも次から気をつけれよー。”