次の日、階段にいた俺に樹里ちゃんが話しかけてきた。 「ありがとう」と笑う樹里ちゃんはすごく可愛くて抱き締めたくなるほどだった。 反則だろ…ッ! 顔が熱い…。 俺はうつむいていた樹里ちゃんの顎をぐいっと挙げて目線を合わせる。 「えっ?」 すっげー戸惑ってる樹里ちゃんに顔を近づける。 キス寸前で離れてクスッと笑う。