樹里ちゃんが階段で意識無くしたからマジで焦った。 保健室に連れてったけど保険医いねぇーし。 「ったく…何処にいってんだよ」 俺は樹里ちゃんをベッドに寝かせてまず、熱を測るために体温計を…。 「ちょっとごめんな」 樹里ちゃんの制服のボタンを2つほどき脇に体温計を挟める。 測っている間に氷枕を作って樹里の頭の下に敷く。 冷たかったのか目を開けた樹里ちゃん、でもボーッとしている。